普通のエアコンと寒冷地仕様の見分け方|4つのポイントとメーカー・商品名まとめ

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この記事では、エアコンの寒冷地仕様の見分け方について紹介しています。

結論から言うと、エアコンが寒冷地仕様かどうかを見分けるポイントは4つあります。

どれもすぐにわかる簡単な方法ですよ。

寒冷地仕様エアコンを選ぶ注意点などもまとめたのでぜひ読み進めてくださいね。

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寒冷地仕様エアコンと普通のエアコンの違いとは?

エアコンの寒冷地仕様の見分け方を紹介する前にまずは上記の2点について解説します。

寒冷地では普通のエアコンでは暖房能力が不足したり、厳しい寒さで止まってしまったりする可能性があります。

基本的な知識を押さえて、きちんと見分けれるようにしましょうね。

寒冷地仕様エアコンとは?

「寒冷地仕様エアコン」は外の気温が氷点下になるような寒さの中でも、しっかりとパワフルな暖房能力を発揮できるように特別に設計されたエアコンのことを指します。

一般的なエアコンは、外の気温が低くなると暖房能力が落ちてしまいます。

一方寒冷地仕様エアコンは外気温がマイナス15℃や、モデルによってはマイナス25℃といった極端に低い状況でも安定して暖房運転を続けられるように作られているんです。

雪が多く降る地域や冬の冷え込みが厳しい地域に住んでいる方にとっては、冬場の主要な暖房器具として活躍してくれるとても心強い存在ですね。

ハル

寒冷地での冬を乗り切るための頼もしい味方、というわけですね!

一般的なエアコンとの主な違い

普通の
エアコン
寒冷地仕様
エアコン
低温暖房能力氷点下になると能力低下や停止の可能性ありマイナス15℃~マイナス25℃程度でも運転可能(モデルによる)
室外機の
凍結対策
基本的に
なし
凍結防止ヒーター搭載モデルが多い
霜取り運転暖房が一時的に停止することが多い暖房を継続できる、または室温低下を抑える工夫あり
得意な地域比較的温暖な地域寒冷地、積雪地域

寒冷地仕様エアコンと一般的なエアコンの一番大きな違いは「低温時の暖房能力の高さ」です。

一般的なエアコンも暖房機能は持っていますが、外気温が5℃を下回るあたりから能力が低下し始め、氷点下になると十分な暖かさが得られにくくなります。

これに対して寒冷地仕様エアコンは、低い外気温でもパワフルな暖房運転ができるように熱交換器やコンプレッサーが強化されています。

室外機が凍結しないように凍結防止ヒーターが搭載されていたり、霜取り運転中も暖房が止まらないような霜取り運転の工夫が凝らされていたりする点も大きな違いと言えます。

寒冷地仕様エアコンの4つの見分け方

お使いのエアコンが冬の寒さに強い寒冷地仕様かどうかを見分けるポイントは上記の4つです。

1つずつ解説していきますね。

見分け方①|製品名称で見分ける

メーカー寒冷地仕様シリーズの
主な名称
ダイキンスゴ暖
三菱電機ズバ暖霧ヶ峰
パナソニックフル暖 エオリア
日立メガ暖 白くまくん
富士通ゼネラルゴク暖 ノクリア

エアコンの製品名称には、メーカー独自の寒冷地仕様シリーズ名が付けられていることが多いです。

上記のような名称がエアコン本体やリモコン、取扱説明書に記載されていれば、寒冷地仕様エアコンの可能性が高いです。

ハル

シリーズ名を確認するのが一番分かりやすい方法のひとつですね!

見分け方②|「寒冷地対応」や「ヒートポンプ」といった表記で見分ける

エアコン本体に貼られているシール(銘板など)や、取扱説明書、カタログなどに記載されている情報も重要な手がかりとなります。

  • 寒冷地対応
  • 寒冷地向け
  • 暖房強化型
  • ヒートポンプ+低音暖房能力が高い

といった言葉が書かれていないか確認してみましょう。

ヒートポンプという技術は空気中の熱を集めて移動させる仕組みで、多くのエアコンに採用されています。

寒冷地仕様のエアコンは、特に外気温が低い状況でも効率よく熱を作り出す性能が高いように設計されています。

単に「ヒートポンプ」と書かれているだけでなく、「低温暖房能力が高い」などの補足情報もあわせて確認すると良いでしょう。

ハル

・寒冷地対応
・暖房強化型

などの言葉が見つかれば、ほぼ間違いないですね!

見分け方③|室外機の外観から見分ける

外に設置されている室外機にも、寒冷地仕様かどうかを見分けるヒントが隠されています。

寒冷地仕様エアコンの室外機は一般的なエアコンの室外機と比較して、サイズが大きく、重量が重い傾向があります。

これは、低い外気温でも効率よく熱を集めるための大きな熱交換器や、凍結を防ぐための部品が搭載されているためです。

加えて、少し見えにくいですが室外機の底面や内部に、凍結を防止するためのヒーターが搭載されていることが多いのも特徴です。

ハル

室外機の大きさやヒーターの有無もヒントになりますよ。

見分け方④|メーカーと型番から公式サイトで確認する

これまで紹介した方法で確信が持てない場合や、より正確な情報を知りたい場合は、メーカーの公式サイトで確認するのが最も確実な方法です。

詳細な製品仕様を確認すれば寒冷地仕様かどうかを間違いなく判断できますよ。

まずは、エアコン本体の下部や側面、あるいは取扱説明書に記載されている「型番(品番)」を確認し、メーカーの製品情報ページでその型番を検索してみましょう。

製品ページには、そのエアコンが寒冷地仕様であるかどうかの記載や、「低温暖房能力」といった寒い環境下での暖房性能を示す具体的な数値(kW)などが掲載されています。

ハル

型番さえ分かれば、詳細なスペックまで調べられますね!

メーカー公式サイトの情報は最も信頼性が高いため、最終確認として活用することをおすすめします。

主要メーカー別、寒冷地仕様モデルの製品名称と特徴を紹介

主な特徴
ダイキン
「スゴ暖」シリーズ
・外気温-25℃でも運転
・暖房の立ち上がりを早める「ヒートブースト制御」の搭載
・「ストリーマ」による空気清浄機能
三菱電機
「ズバ暖霧ヶ峰」シリーズ
・霜取り中も暖房が止まらない「快適ノンストップ暖房」
・室外機の熱交換器を交互に制御し、室温低下を抑制
パナソニック
「フル暖 エオリア」シリーズ
・高い省エネ性能
・外気温-25℃への対応(UXシリーズ)
・上位機種は霜取り中も暖房を継続(ハイブリッドエネチャージシステム)
・「ナノイーX」による空気清浄機能の搭載
日立
「メガ暖 白くまくん」シリーズ
・暖房の立ち上がりが早い
・上位機種は外気温-15℃で約60℃の高温風を吹き出す「温風プラス」搭載
・汚れを凍らせて洗い流す「凍結洗浄」
富士通ゼネラル
「ゴク暖 ノクリア」シリーズ
・室外機の凍結を防ぐヒーターの搭載
・プラズマ空清やフィルター自動掃除機能の搭載モデル
・素早く暖める「あったかアップ」機能
・ホットキープ&クイック除霜

国内の主要なエアコンメーカーがそれぞれ展開している寒冷地仕様エアコンの代表的なシリーズ名称と、その主な特徴を紹介します。

各メーカーが独自の技術を投入して、厳しい冬でも快適に過ごせるように工夫を凝らしています。

それぞれのシリーズについて、もう少し詳しく見ていきましょう。

ダイキン「スゴ暖」シリーズ

ダイキン
(スゴ暖)
主な特徴
DXシリーズ・高性能・高機能なハイグレードモデル
・AI快適自動運転
HXシリーズ・コンパクト設計
・フリーズ・フロスト対策強化
KXシリーズ・基本性能を備えたベーシックモデル

>> ダイキン「スゴ暖シリーズ」の詳細を見る

ダイキンの「スゴ暖」シリーズは、その名の通り「すごい暖かさ」を追求した寒冷地向けエアコンです。

厳しい寒さの中でもパワフルな暖房を実現するため、外気温が-25℃という極寒の状況でも運転が可能な設計になっています。

暖房の立ち上がりを早める「ヒートブースト制御」や、お部屋の空気をきれいにする独自の「ストリーマ」技術を搭載したモデルもあるのが特徴です。

ハル

ダイキンは厳しい寒さへの対応力と空気清浄機能がポイントですね!

ダイキンは、パワフルな暖房性能はもちろん、室内の空気環境にもこだわりたい方におすすめ!

三菱電機「ズバ暖霧ヶ峰」シリーズ

三菱電機
ズバ暖霧ヶ峰
主な特徴
KXVシリーズ暖房能力・機能性・省エネ性のバランスが良いスタンダードモデル
NXVシリーズKXVシリーズと同様に展開される寒冷地向けシリーズ
FDシリーズ2025年新商品 ボタン1つでAIが快適を創る。暖房強化次世代プレミアムモデル。
ZDシリーズ2025年新商品 充実の清潔機能付き。AIを搭載した暖房強化プレミアムモデル。
XDシリーズ2025年新商品 暖房能力を強化したコンパクトモデル。

>>三菱電機「ズバ暖霧ヶ峰シリーズ」の詳細を見る

三菱電機の「ズバ暖霧ヶ峰」シリーズは、低温環境下でも優れた暖房能力を発揮することを目指したエアコンです。

一番の魅力は霜取り運転中も暖房が止まらない「快適ノンストップ暖房」機能です。

室外機の熱交換器を半分ずつ交互に霜取りと暖房運転を行うことで、霜取りによる室温低下を最小限に抑え、冬でも途切れることのない暖かさを提供してくれます。

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霜取り中でも暖かいままなのは、寒がりさんには嬉しい機能です!

ズバ暖霧ヶ峰は暖房が止まることによるストレスを感じたくない方、常に快適な室温を保ちたい方におすすめです。

パナソニック「フル暖 エオリア」シリーズ

パナソニック
フル暖エオリア
主な特徴
UXシリーズ・ハイブリッドエネチャージシステム搭載のプレミアムモデル
・高い省エネ性
TXシリーズ・コンパクト設計
・暖気チャージシステム搭載
・-20℃で約50℃温風

>>パナソニック「フル暖 エオリア」の詳細を見る

パナソニックの「フル暖 エオリア」シリーズは、「フル暖」の名前が示すように、パワフルな暖房能力が自慢の寒冷地仕様エアコンです。

上位モデルのUXシリーズには、室外機が霜取り運転中でも、蓄えた熱を利用して暖房を継続する「ハイブリッドエネチャージシステム」が搭載されており、外気温-25℃でも温風吹き出しが可能です。

TXシリーズでは外気温-20℃でも約50℃の高温風を実現するなど、厳しい寒さに負けない性能を備えています。

多くのモデルで「ナノイーX」による空気清浄機能も利用できます。

ハル

パワフルな暖房としょうえねせい、空気のキレイさを両立しているのがパナソニックの特徴ですね!

フル暖エオリアは、寒い冬でもしっかり暖かく、でも気になる電気代も抑えたいあなたにおすすめです。

日立「メガ暖 白くまくん」シリーズ

日立
メガ暖
白くまくん
主な特徴
XKシリーズ・プレミアムモデル
・省エネ性能
・プレミアムプラズマ空清
・凍結洗浄
・-15℃で約60℃温風
RKシリーズ・スタンダードモデル
・高い暖房性能
・凍結洗浄
・-15℃で約50℃温風(温風プラス)
EKシリーズ・ロング&ワイド気流
・凍結洗浄
・ファンお掃除ロボット
・カビバスター搭載

>>日立の「メガ暖 白くまくん」の詳細を見る

日立の「メガ暖 白くまくん」シリーズは、「メガ暖」という名前の通り、非常に強力な暖房能力を持つ寒冷地向けエアコンです。

メガ暖 白くまくんで注目したい機能が、熱交換器に付着した汚れを凍らせてから一気に溶かして洗い流す「凍結洗浄」です。

エアコン内部を清潔に保つ手間が軽減されるのは嬉しいポイントですね。

暖房性能も高く、プレミアムモデルのXKシリーズでは、外気温-15℃の時でも約60℃の高温風を吹き出すことができます。

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日立はお手入れの手軽さも考えられているのが嬉しいポイントです!

メガ暖白くまくんはパワフルな暖房性能に加え、エアコン内部の清潔さやメンテナンスのしやすさも重視したい方におすすめです。

富士通ゼネラル「ゴク暖 ノクリア」シリーズ

富士通
ゴク暖
ノクリア
主な特徴
DNシリーズ・暖房性能強化
・あったかアップ
・10℃暖房
・ホットキープ&クイック除霜
ZNシリーズ・DNシリーズと同様に暖房性能を強化
・強力な暖房性能
・室外機凍結防止

>>富士通ゼネラルの「ゴク暖 ノクリアシリーズ」の詳細を見る

富士通ゼネラルの「ゴク暖 ノクリア」シリーズは、「ゴク暖」という名前が示す通り、極めて高い暖房性能を特徴とする寒冷地向けエアコンです。

特に厳しい寒冷地での使用を想定しており、素早くお部屋を暖める「あったかアップ」機能や、室外機の凍結を防ぐためのヒーターなどを搭載し、安定した暖房運転をサポートします。

一部モデルには、プラズマ空清による空気清浄機能や、フィルター自動おそうじ機能も備わっています。

ハル

特に厳しい寒さへの対応力を重視するなら富士通ゼネラルもチェックですね!

ゴク暖ノクリアはとにかくパワフルな暖房能力を最優先したい方におすすめです。

寒冷地仕様エアコンを選ぶ際のポイントと注意点

寒冷地仕様のエアコンを選ぶ際には以上のような注意点があります。

とくに厳しい冬の寒さの中でも十分な暖房能力を発揮できるかどうかが最も重要です。

買ってから後悔しないためにも、それぞれのポイントをしっかりチェックしていきましょう。

ポイント①|寒冷地仕様エアコンのメリットとデメリットを知っておく

メリットデメリット
低い外気温でも高い暖房能力を発揮
室外機の凍結に強い
霜取り運転中の室温低下を抑制
一般的なエアコンより本体価格が高い
製品の選択肢がやや少ない

まず寒冷地仕様エアコンが持つメリットとデメリットをしっかり理解しておくことが大切です。

寒冷地仕様エアコンの最大のメリットは、外気温が氷点下になるような厳しい寒さの中でも、パワフルな暖房運転ができる点です。

一般的なエアコンでは暖房能力が低下してしまうような低温環境でも、しっかりとお部屋を暖めてくれます。

室外機が凍結しにくいような工夫がされているモデルも多いです。

一方で、デメリットとしては高性能な部品を使っているため一般的なエアコンに比べて本体価格が高い傾向があります。

製品数も通常のエアコンほど多くはないです。

暖房能力の高さは魅力ですが、予算やどれくらいの寒さ対策を重視するかによって最適な選択は変わってきますね。

ハル

メリット・デメリットを把握して、自分に本当に必要か考えましょう。

ポイント②|低温暖房能力の強さと選ぶべき目安を知っておく

メーカー低温時の特徴
ダイキン
スゴ暖
-25℃でも運転可能
三菱電機
ズバ暖霧ヶ峰
高い暖房能力を維持
パナソニック
フル暖 エオリア
-25℃でも運転可能
-20℃で約50℃温風
(TXシリーズ)
日立
メガ暖 白くまくん
-15℃で約60℃高温風
(XKシリーズ)
富士通ゼネラル
ゴク暖 ノクリア
強力な暖房性能を維持

次に重要なのが、「低温暖房能力」を確認することです。

低音暖房能力とは外気温が低いとき(例えば2℃や、さらに厳しい-7℃、-15℃など)に、どれくらいの暖房パワーを出せるかを示す数値のことです。

この低温暖房能力の数値が大きいほど、厳しい寒さの中でもお部屋をしっかりと暖める力があるということになります。

カタログやメーカーのウェブサイトには、必ずこの数値が記載されていますので、設置するお部屋の広さに合ったモデルの「低温暖房能力」を確認しましょう。

日立の「メガ暖 白くまくん XKシリーズ」は外気温-15℃でも約60℃の高温風を、パナソニックの「フル暖 エオリア TXシリーズ」は外気温-20℃でも約50℃の温風を吹き出せるといった特徴を持つモデルがあります。

ハル

・最も寒い時期の気温
・部屋の広さ
・建物の断熱性

を考慮してお部屋にあった低音暖房能力を持つエアコンを選びましょう。

ポイント③|霜取り運転中の室温低下への対策機能を比較する

メーカー霜取り運転中の対策機能例
ダイキン
スゴ暖
霜取り運転中の室温低下を抑える工夫あり
三菱電機
ズバ暖霧ヶ峰
快適ノンストップ暖房(霜取り中も暖房運転)
パナソニック
フル暖 エオリア
ハイブリッドエネチャージシステム(霜取り中も暖房)
日立
メガ暖 白くまくん
霜取り運転時間短縮などの工夫あり
富士通ゼネラル
ゴク暖 ノクリア
ホットキープ&クイック除霜

エアコンは暖房運転中に室外機に霜が付くことがあり、この霜を取り除くために行われるのが「霜取り運転」です。

霜取り運転中は暖房が止まってしまうため、室温が下がり寒く感じてしまうことが課題となります。

そこで各メーカーは寒冷地仕様モデルで霜取り運転中の室温低下を防ぐための様々な工夫を凝らしています。

霜取り中でも暖房運転を続け 室温低下を防ぐエアコンの仕組みを表す図
画像引用:三菱電機公式ページ

三菱電機の「ズバ暖霧ヶ峰」に搭載されている「快適ノンストップ暖房」は、室外機の熱交換器を半分ずつ交互に霜取りすることで暖房運転が停まりません。

エネチャージシステムの仕組みを表す図
引用:パナソニック公式サイト

パナソニックの「フル暖 エオリア」の一部上位モデルでは「ハイブリッドエネチャージシステム」により霜よ取り運転中も暖房を継続できます。

暖房を止めずに霜取りするエアコンの仕組み図 室外機と室内機の間を暖気と冷気が通り 部屋を暖め続ける
引用:富士通ゼネラル公式サイト

富士通ゼネラルの「ゴク暖 ノクリア」には「ホットキープ&クイック除霜」機能があり、霜取り運転に入る前に室温を上げておくなどの工夫がされています。

とくに厳しい寒さの地域にお住まいの方や、少しの室温低下でも寒さを感じやすいという方は、霜取り運転中の快適性を高める機能が搭載されているモデルを選びましょう。

ハル

我が家は普通のエアコンで暖房も使っていますが、
冬使えないなと感じるのはこの点ですね。

北海道でエアコンを使うのは夏だけ?”寒冷地仕様じゃない”モデルを冬前まで使ってみた本音

ポイント④|省エネ性能&節電対策を比較する

メーカー省エネ関連機能・特徴例
ダイキン
スゴ暖
AI快適自動運転
高APFモデルあり
三菱電機
ズバ暖霧ヶ峰
赤外線センサー(ムーブアイ)
高APFモデルあり
パナソニック
フル暖 エオリア
AIチャージ
エコナビ
省エネ基準達成率が高いモデルあり
日立
メガ暖 白くまくん
凍結洗浄(効率維持)
ecoこれっきり運転
富士通ゼネラル
ゴク暖 ノクリア 
室温・人感センサー
高APFモデルあり

寒冷地仕様エアコンはパワフルな暖房能力が魅力ですが、その分省エネ性能をしっかりと比較検討することが大切です。

省エネ性能を見る指標としては、カタログなどに記載されている「通年エネルギー消費効率(APF)」 や 「省エネ基準達成率」 が参考になります。

APFは数値が大きいほど、省エネ基準達成率はパーセンテージが高いほど、年間の電気代を抑えられる可能性が高いです。

また、各メーカーは省エネ運転のための便利な機能も搭載しています。

人のいる場所や活動量に合わせて運転を自動で調整するセンサー機能(三菱電機、富士通ゼネラルなど)や、AIが学習して効率的な運転を行う機能(ダイキン、パナソニックなど)などですね。

日立の「凍結洗浄」のように、熱交換器を清潔に保つことで、間接的にエネルギー効率の低下を防ぐ機能も省エネにつながりますよ。

ハル

初期費用だけでなく、長期的な電気代も考えて選びましょう。

よくある質問(FAQ)

古いエアコンでも寒冷地仕様か確認する方法はありますか?

はい、確認できます。

まず、エアコン本体や取扱説明書で型番を確認しましょう。

次に、その型番をメーカーの公式サイトで検索します。

古いモデルでも、製品情報が残っていれば仕様を確認することが可能です。

もし情報が見つからない場合は、メーカーの相談窓口に問い合わせるのが確実な方法となります。

寒冷地仕様エアコンは普通のエアコンより電気代が高くなりますか?

一概にそうとは言えません。

寒冷地仕様エアコンはパワフルな暖房性能を持つ分、消費電力が大きいイメージがあるかもしれませんが、近年のモデルは省エネ性能も非常に高くなっています。

外気温が低い状況でも効率よく暖房できるため、結果的に普通のエアコンよりも電気代を抑えられるケースもあります。

省エネ性能を示すAPF(通年エネルギー消費効率)などを比較検討しましょう。

室外機だけ見ても寒冷地仕様か判断できません。もっと簡単な見分け方は?

一番簡単なのは、エアコン本体やリモコンに記載されている製品名(シリーズ名)を確認する方法です。

ダイキンの「スゴ暖」や三菱電機の「ズバ暖」など、メーカーごとに特徴的な名称が付いていることが多いです。

また、エアコン本体のラベル(銘板)に「寒冷地仕様」や型番が記載されているので、そちらをチェックするのも確実な確認方法となります。

どのくらいの寒さの地域なら寒冷地仕様エアコンが必要ですか?

明確な定義はありませんが、一般的に冬場の最低気温が氷点下になる日が多い地域や、積雪が多い地域での使用が推奨されています。

とくに外気温がマイナス15℃以下になるような厳しい寒さの地域では、寒冷地仕様エアコンのパワフルな暖房能力が大きなメリットとなります。

お住まいの地域の気候や建物の断熱性能などを考慮して、必要性を判断基準にすると良いでしょう。

なぜメーカーによって「スゴ暖」や「ズバ暖」など、名前が違うのですか?

各メーカーが、自社の寒冷地仕様エアコンの優れた暖房性能や独自機能をアピールするために、それぞれ特徴的なシリーズ名を付けているためです。

たとえば「ノンストップ暖房」を強調したい、「凍結洗浄」機能を知ってほしい、といった開発の重点ポイントが名称に反映されることがあります。

購入を検討する際は、名前だけでなく、具体的な機能や性能、低温時の暖房能力を比較することが重要です。

賃貸の備え付けエアコンが寒冷地仕様か知りたいときは、どうすれば良いですか?

まずは、お部屋にあるエアコン本体やリモコン、取扱説明書を確認して、製品名や型番を調べてみましょう。

メーカーの公式サイトで検索すれば、仕様を確認できます。

もし取扱説明書などがなく、型番の確認も難しい場合は、大家さんや管理会社に問い合わせてみるのが良い方法です。

エアコンの機種について情報を持っている可能性があります。

まとめ|普通のエアコンと寒冷地仕様エアコンは簡単に見分けられる!

この記事では「普通のエアコンと寒冷地仕様の見分け方|4つのポイントとメーカー・商品名まとめ」というテーマで、普通のエアコンと寒冷地仕様エアコンの違いから、自宅のエアコンが寒冷地仕様かどうかを確かめる具体的な4つの見分け方を中心に解説しました。

この記事の重要なポイントは以下の通りです。

我が家は北海道札幌市で普通のエアコンを使っていますが、普通のエアコンでも春先や初冬の補助暖房としては十分に使えています。

真冬も使いたい場合は寒冷地仕様エアコンを選ぶべきだと感じています。

寒冷地エアコンは高額なのでもし購入するなら楽天市場Amazonでエアコン本体を購入し、取り付け業者はくらしのマーケットなどで探すのがおすすめです。

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